バドミントンのルールについて、分かりやすく紹介したいと思います。
- 「これからバドミントンを始めたいけど、ルールがよく分からない!
- 「バドミントン経験者だけど、バドミントンのルールを忘れちゃった!」
みたいな人は参考にしてみてください。
ゲームの流れ
以下、ゲームの流れです。
- 対戦者同士でジャンケンをする
- ジャンケンに勝った方が、
- 「サーバーをするかレシーバーをするかの権利」
- 「コートの場所を選ぶ権利」
のどちらかを選択する。
- ジャンケンに勝った方が、
- サーバーになった人がサーブをする
- 21点取るまで打ち合う(詳しいルールについて後述)
ダブルス :2対2で対戦すること
サーバー:最初にサーブ(サービスとも言う)を打つ人のこと。(先行)
レシーバー:サーブをレシーブする人のこと。(後攻)
シングルス
サーバー・レシーバーのコート位置
サーバーは、以下の位置からサーブをします。
- 自分の得点が偶数の場合・・・自コートの右からサーブする
- 自分の得点が奇数の場合・・・自コートの左からサーブする
レシーバーは、サーバーの反対側からレシーブをします。
- 相手の得点が偶数の場合・・・自コートの右からレシーブする
- 相手の得点が奇数の場合・・・自コートの左からレシーブする
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▲サーバーの点数が偶数の場合:
| ▲サーバーの点数が奇数の場合:
|
例えば、自分がサーバーで、自分の点数が、
- 2点
- 4点
- 6点
- 8点
などの偶数だった場合、右からサーブします。
例えば、自分がサーバーで、自分の点数が、
- 1点
- 3点
- 5点
- 7点
などの奇数だった場合、左からサーブします。
サーバー・レシーバーの順番
最初の順番は、ジャンケンで決めますが、
それ以降の順番は、以下のように決まります。
- 点数を取った方・・・サーブをする
- 点数を取られた方・・・レシーブをする
例えば、A vs Bで、得点は0:0、
最初にAがサーブをしたとします↓。
そして、Bが点数を取ったとします。
すると、次にサーブするのはBになります。
このとき得点は、
- A(0点)
- B(1点)
です。
Bの点数は奇数なので、Bは自コートの左からサーブを打ちます↓。
次の勝負で、またBが点数を取ったとします。
すると、次にサーブするのは再度Bになります。
このとき得点は、
- A(0点)
- B(2点)
です。
Bの点数は偶数なので、Bは自コートの右からサーブを打ちます↓。
・・というわけで、
シングルの場合は、こういう感じで、
- 点数を取ったほうがサーブをする
- 点数を取られた方がレシーブをする
というルールなのでシンプルです。
極端な話、
Aが点数を10点連続で取った場合、Aが10連続でサーブします。(逆にBは10連続でレシーブをします。)
コート範囲
最初のサーブ・レシーブ時は、以下のようになります。
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▲サーブ・レシーブ時のコート範囲(横のラインは有効範囲外) |
最初のサーブ・レシーブ後は、以下のようになります。
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▲サーブ・レシーブ後のコート範囲(横のラインは有効範囲外) |
ダブルス
次にダブルスです。
サーバー・レシーバーのコート位置
サーバーは、以下の位置からサーブをします。
- 自分の得点が偶数の場合・・・自コートの右からサーブする
- 自分の得点が奇数の場合・・・自コートの左からサーブする
レシーバーは、サーバーの反対側からレシーブをします。
- 相手の得点が偶数の場合・・・自コートの右からレシーブする
- 相手の得点が奇数の場合・・・自コートの左からレシーブする
![]() | ![]() |
▲サーバー側のチームの点数が偶数の場合:
| ▲サーバー側のチームの点数が奇数の場合:
|
サーバー・レシーバーの順番
最初の順番は、ジャンケンで決めますが、
それ以降の順番は、以下のように決まります。
- 点数を取ったチーム・・・サーブをする
- 点数を取ったチームの点数が奇数:左にいる人がサーブを打つ
- 点数を取ったチームの点数が偶数:右にいる人がサーブを打つ
- 点数を取られたチーム・・・レシーブをする
- 点数を取ったチームの点数が奇数:左にいる人がレシーブを打つ
- 点数を取ったチームの点数が偶数:右にいる人がレシーブを打つ
例えば、A&Bチーム vs C&Dチームで、得点は0:0、
最初にAがサーブをしたとします↓。
そして、A&Bチームが点数を取ったとします。
すると、次にサーブするのはAになります。
このとき得点は、
- A&Bチーム(1点)
- C&Dチーム(0点)
です。
A&Bチームの点数は奇数なので、Aは自コートの左からサーブを打ちます↓。
次の勝負で、C&Dチームが点数を取ったとします。
すると、次にサーブするのはCになります。
このとき得点は、
- A&Bチーム(1点)
- C&Dチーム(1点)
です。
C&Dチームの点数は奇数なので、Cは自コートの左からサーブを打ちます↓。
次の勝負で、A&Bチームが点数を取ったとしたら、
次にサーブするのはBで、
得点は、
- A&Bチーム(2点)
- C&Dチーム(1点)
となり、A&Bチームの点数は偶数なので、Bは自コートの右からサーブを打ちます。
・・というわけで、
ダブルスの場合、サーバー・レシーバーがころころ変わるので、同じチーム内で「どっちがサーバーだっけ?」となることが多いですが、
こればかりは慣れるしかないです。
コート範囲
最初のサーブ・レシーブ時は、以下のようになります。
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▲サーブ・レシーブ時のコート範囲(後ろの線は有効範囲外) |
最初のサーブ・レシーブ後は、以下のようになります。
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▲サーブ・レシーブ後のコート範囲(すべての範囲が有効) |
シングルスとダブルスの違い
というわけで違いは、「コートの広さ」だけです。
シングルスもダブルスも、
- 勝負に勝った方がサーバー、負けた方がレシーバー
- サーバーの得点が偶数だった場合:
→左から打つ(ダブルスの場合は右のコートにいる人が打つ) - サーバーの得点が奇数だった場合:
→左から打つ(ダブルスの場合は左のコートにいる人が打つ)
- サーバーの得点が偶数だった場合:
というルールは共通です。
シングルス・ダブルス、共通のルール
点数
点数についてのルールです。
- 21点を先に取った方の勝ち
- ただし、20:20になった場合は、「2点差になる」か「30点を先に取る」と勝ち
反則
代表的な反則行為についてです。
- ネットに体・衣服・ラケットが触れた場合
- シャトルを2回連続で同じプレイヤーが打った場合
- シャトルを打撃する瞬間にラケットがネットを越えて、相手のコート側に出てしまった場合
- シャトルが体・衣服に触れた場合
- サーブ中に足が浮いた場合
- サーブ中に足でラインを踏んだり、ライン外に出た場合
- サーブ時、シャトルを腰より上で打った場合
- サーブの体勢に入ったのに、途中でサービス中断したとき
これらの反則行為を行うと、相手に1点入ります。
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